ある人
- カンボジアでも英語留学はできるのかな?
- 英語はどのくらい上達する?
- 食べ物や治安など含めて生活はできるの?安全?
この記事では、こういった疑問にお答えします。
筆者について
(マエザップ)
35歳で会社を退職しカンボジアの大学に留学中(キリロム工科大学3年生、2024年現在)、留学前は英語は全く話せなかった(英検4級の問題分からないレベル)、元RAIZAPのトレーナーなので身体とメンタルは強め。
こんな僕が解説していきます。
カンボジア英語留学のやり方
僕の場合は、カンボジアの山の上の高原「キリロム国立公園」に日本人起業家が設立したキリロム工科大学に留学しました。
新興国の若者たちと寮で生活しながら、英語とITを学べる環境に惹かれました。
年齢的にも(入学時36歳)、英語のスキル的にも(小学生レベル)、アメリカやヨーロッパでは優秀な若者が多すぎて目立てない・厳しいことや学費が欧米と比べて半分以下で安いことや新興国の勢いを肌で感じたいなーというのが入学の決め手でした。
また大学の求めている学生が、
- 将来はアジア・世界を舞台に活躍する意欲のある人材
- 多様性を尊重できる人材
- 未来の社会を変えることに関心がある人材
- 机の上だけではない実践的なスキルに関心のある人材
え、全部当てはまるやんって思いました。
入学試験は日本からオンラインで受ける事ができて、1次試験が数学、それに合格したら2次試験が英語面接でした。
実は僕は2回落ちてまして、1回目は数学、2回目は英語面接で不合格でした・・・。3回目でようやく受かりました。
受験期間は仕事を辞めていたので新聞配達のアルバイトをしながら生計を立てていました。
配達中に英検のリスニング問題などを聞けたのでバイト中も英語の勉強ができました、まあそれぐらい常に耳を英語に慣らしておかないとヤバいくらいスキルが低かったです笑。
合格後は大学側のスタッフとメールでやり取りをしながら(問題がある場合は日本人スタッフが対応してくれるので安心でした)ビサや入学手続き書類などを準備して、フライトを予約して、晴れてカンボジア留学がスタートって感じです。
ちなみにこれがうちの大学です→https://www.kirirom.info/。
短期留学や親子で留学など他にも色々なプログラムがあるので気になられた方は気軽にご連絡ください。
あと、あまりにも英語が聞けないし話せないのでカンボジア留学の前にマルタに3ヶ月間の短期留学も経験しています。
この経験は英語のスキルアップに大きかったです。
なぜなら人生で初めて英語しか使えない環境だったので、もっと話したい気持ちや挫折や焦りなどたくさん経験でき、英語を身近に感じる事ができて、勉強への取り組み方がより熱心になりました。
実際に英語がどれぐらい話せるようになったか
CEFR(セファール)はご存知でしょうか?
CEFR(セファール)とは、英語をはじめとした外国語の習熟度や運用能力を同一の基準で評価する国際標準のことです。
簡単に言えば、国際的な英語力のものさしであり、ヨーロッパ圏を中心に世界中で活用されています。
欧州評議会が20年以上も及ぶ研究と実証実験のもと開発し、2001年に公開された指標らしいです。
CEFRは、外国語の4技能(読む、聞く、書く、話す)の習熟度および運用能力を「A1」「A2」「B1」「B2」「C1」「C2」の6段階で評価します。A1が最も基礎レベルで、C2が最も高いレベルになっています。
下の表は、ブリティッシュ・カウンシルが公表しているCEFR表と各資格・検定試験の対照表です。
僕が入学前に受けた結果はA1Highで、現在がB2です。
2年で英検3級ぐらいから準1級ぐらいまで伸びたことになります。
体感としては毎日の生活で英語を使うので実用的な英語が身についていると感じます。
また英語でITを学ぶので専門的な単語を学べているなというのもあります。
ただ首都プノンペンでもローカルのマーケットやデパートでは英語が通じないことがあるので(通じるのはクメール語のみ)、英語のスキルアップのためには英語が話せるカンボジア人の友達を作っておくのは重要です。
英語の話し相手になるし、ローカルのスーパーで困った時は『なんとかして!』って言って助けてもらえます。
ローカルのお店では旅行客料金(通常の2倍ぐらい)で買わせようとしてくるのでカンボジアの友達は必須です笑。
僕はつねに買い物の交渉を友達に頼んでいます。
在学中のカンボジアでの生活
先述しましたが、僕の通う大学は山の上の国立公園内にあるので3食全てモリンガと呼ばれる学生食堂で食べる事ができます。
メニューはカンボジア料理とインド料理がありブッフェ形式で自分で好きなものを好きなだけ食べる事ができます♪
美味しいので(これは個人差があります、僕は好きです、味がちょっと塩濃いですが・・・)油断すると食べ過ぎで太ります笑。
朝、昼、夜は違うメニューで主食にご飯やパン、主菜に2〜3種類のおかず、たまにデザートやフルーツなんかも出ます。
また月1回のBBQや日本人女性(料理上手なマコさん)が運営する屋台や隣接するリゾートのレストランで食事をすることもできるので、食事は充実していると思います。
大学の近くの村にあるローカルのマーケット(バスで片道30分)では、生鮮食品や日用品を買う事ができます。
魚やお肉はゴザの上に並べられた状態いで売られているので、初めてみると衝撃的です。
衛生的に大丈夫なのか?と疑問を持ちますが、それはその人のお腹の強さによります・・・。
僕はローカルの食べ物に果敢に挑戦してきましたが(昆虫なども食べました)、初めの2週間ぐらいは下痢が止まらなかったです。
おそらく食べ物以外に水があわないことも関わっていると思いますが、2週間以降は体に免疫ができるのかお腹を壊さなくなりました、要は慣れだと思います笑。
カンボジアに来られる時は日本から薬は持参したほうがいいです。
他には色鮮やかなフルーツがたくさん売られています。
日本に馴染みのないものもあるので挑戦してみると楽しいと思います、どれも美味しいですよ。
僕のお気に入りはマンゴーとドリアンです。
プノンペンではトゥクトゥクを使って移動します。
Grab、PassApp,TADAなどがよく使われるアプリで、みんな持ち前のスマホにダウンロードしています。
ぼったくりやお金のやり取りでドライバーと問題が起きないためにカンボジアでは使うと良いです。
初めて乗るトゥクトゥクは爽快感があってテンション上がりますよ!
プノンペンには巨大なイオンモールが3つありますし、日本のチェーン店(丸亀製麺、牛角、元気寿司など)や日本人が経営されているレストランも多数あるので日本食の心配はないです。
ただ料金が約1.5倍増しなのでお金はかかります。
僕はせっかくカンボジアで生活しているのでローカルのお店に行くようにしています。
牛や豚が入ったヌードルや鶏や豚をたれ焼きして細かく切りご飯に添えたものや川魚の塩焼きなどが、ローカルでは主に食べられています。
どれも美味しいです♪
治安については、過度に心配するほど危険ではないと思います。
ひったくりはたまに聞きますが、事件に巻き込まれたり連れ去られたりというのは聞いた事がありません。
しかしスマホをひったくられたり、トゥクトゥクで高い値段を請求されたりというのはあるので、路上で歩きスマホはやめましょう。
あとどこに行っても日本人が少なく(そもそも外国人が少ない)目立つので、ジロジロと見られたりする時はあります。
プノンペンでも中心地は人で賑わっていますが、1つ通りを外れると薄暗く上半身裸のおっちゃんがウロウロとしていたりします。
女性が一人で歩き回るのはやめておいたほうがいいです・・・。
でも基本的にはカンボジアの人は優しく、『ソースダイ』←こんにちは、や『オークン』←ありがとう、などカンボジア語で話しかけると笑顔で返してくれます。
簡単なカンボジア語を覚えておくとよりローカルの街を楽しめると思います。
まとめ
この記事では、僕の実体験をもとに
- カンボジアでも英語留学ができること(30歳超えても大丈夫です)
- 英語は2年で英検3級から準1級まで伸びること
- 留学中の食べ物や治安について
を解説しました。
これからカンボジアに留学を考えられている方の参考になれば光栄です。
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